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皆さま、初めまして!

 

小笠原諸島の青い海と書いて、“おがさわらおうみ”といいます。

上手いこと言おうとして「あ~ね」ってな感想で終わるなぞかけのような、

若干スベったような名前です。はい。

 

とまぁ、それなりのスベりだしでブログを書かせて頂いていますが、

これから3か月間お世話になります。よろしくお願いいたします。

 

 

記念すべき初ブログ初投稿のタイトルが

「わたしの事件簿年表~履歴書には書けない過ち~」とのことなのですが

 

事件簿年表…。

私が金田一少年だったら事件簿を付けまくるほどに、

行くとこなすこと全てで何かが起こるはずだったのですが、

金田一にもなれず、コナンにも山村紅葉にもなりきれぬ哀れで醜いブス女として生まれてしまった宿命。

そんなたいそうな事件がないのです!なのでお手柔らかに。

 

「年表」って改めて辞書を引いてみたら歴史上のことを順を追って書いているもののことだそうですね。

順を追って書くほどちゃんとしたエピソードがなくて順を追えません!申し訳ございません!!

とりあえず気休め程度に年表を…。あぁ真正面からお題に答えられないのがつらい。

こんなにまっすぐ健気で真面目に生きてきた22年間なのに。

 

1989  生まれる。

1996  小学校入学

1999  小学校4年生※事件point

2002  中学校入学

2003  中学校2年生 ※事件point

2005  高校入学

2008  大学入学 ※事件point

2009  20歳になる。 ※事件point

2012  現在

 

 

 

 

 

……あれは今でも忘れることのできません。

2008年、私が中学の頃から志望していた日本大学芸術学部から合格通知をもらった春でした……

oga2008

当時、私はテレビドラマの演出家になる夢を持っていて、

将来有名になり、トーク番組や雑誌取材で大学時代のことをいつ聞かれてもいいように、

大学生活を輝く4年間にさせようと、もくろんでいました。

 

そのためにとりあえず、底知れぬ知識を持っていた方がいいな、

そうすれば同級生から尊敬されるんじゃないか。そう考えました。

(18歳の思考って、単純すぎて恥ずかしい)

 

まずは、自分の好きな演出家の作品を全部観よう!

そう思い立ってDVDを借りまくっていたのが、

「ケイゾク」「TRICK」などの演出家・堤幸彦さんのドラマです。

(ちなみに、ドラマ「金田一少年の事件簿」の第一・第二シリーズも堤さんが演出してます)

 

私は雨の日も風の日もツタヤに通いました。

毎週火曜日に5本ずつ1000円払って堤さんの作品を借りて観まくりました。

 

 

そんな生活が何週間か経った頃、事件が起きます。

何気なく手に取った堤さん演出作品「ご近所探偵TOMOE」

いつものようにテレビ画面を食い入るように観ていたのですが、

いつも観るような作品とは冒頭からちょっと違う気配が…

 

 

…あれ、なんだかムズムズする。なんだこのムズムズは。

日本の春は花粉の季節。ついに私も花粉症デビューか。いやぁまいったなぁ。アイボン買わなきゃなぁ。

 

 

そう思いながら何度も鼻をすすっていたのですが、なかなか鼻水が止まらない。

垂れた鼻水を拭こうと、人差し指の腹で鼻の下をこすると、まぁビックリ。指が真っ赤。

鼻水だと思っていたら鼻血だったんです。

 

 

 

 

というのも、この作品ものすっごくエロかった。

男と女のエロいシーンはいっぱいあるし、

AVみたいにモザイクかかってるカットいっぱいあるし(AV見たことないけど)。

 

中学校の時も高校の時もドギマギしながら保健の授業を受けていた私です。

エロい奴は悪!という目線で男子を見ていた私です。

 

 

心底思いましたよ。

「あぁ、親がいないときに観てよかった」

と。

しかし、親にバレたら一番恥ずかしい!

絨毯に染み込んでしまった鼻血の痕跡を消そうと、

鼻にティッシュを詰め込み一生懸命拭きとった記憶があります。

今考えると必死であればあるほど滑稽ですね。

 

エロいこと考えると鼻血が出るなんてよく言いますけど、これって本当だったんですね。

もしやこれが私の 性のめざめ だったんでしょうか…。

 

 

思い返してみると、母と大ケンカし、泣きながら土下座して謝っていたら床に顔を強打。

鼻血が止まらなく、母が呆れてケンカ収束なんてこともありました。

 

地味でダメだった中学校生活を一新しようと臨んだ、中学2年生時のクラス替え初日にも鼻から出血。

まだ喋ったこともない新たなクラスメイトから

「何エロいこと考えてんの~」

と言われ、一新1日目にして輝く中学生になることに挫折。

※この発言は心外であり、全くもってエロいことなど考えてはいなかった。

 

記念すべき20歳の誕生日もなぜか1日中、鼻血が止まりませんでした。

ちなみにバースデーケーキは鉄分を豊富に含んだような新感覚の味でした。

 

 

私のパーソナリティの形成は鼻血とともに歩んだ22年間にあるのです。

鼻血まみれの履歴書です。

鼻ほじって出血してるんなら別ですが、

何気ない時に勝手に出てきちゃうから、もう自分でもどうしようもないですよね。

 

 

あぁ、もっと華麗なる人生を送りたかったです。キラキラと輝く華の人生を。

これじゃあ、鼻の血んせいだ。

 

……なんて最後にもうひとスベりしたところで、おあとがよろしいようで。

いや、全くもってよろしくないけど終わります。