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ごきげんよう。井上です。

 

今回のお題は「思い出の一曲」

しかもラジオ番組のリクエスト風に、ということです。

 

 

ラジオと聞くと思い出すのが高校時代。辛い受験勉強のさなかに、つけたラジオから聞こえる明るいDJの声。

 

「受験で頑張ってる私のために、この曲、お願いします!」というような投稿を聞いて、
あぁ、みんなも勉強頑張ってるんだなぁ・・・と、元気をもらいながら聞いた音楽。

 

友達と一緒に投稿して、「どっちが先に採用されるかね」なんて話したセカチューのようなときめく放課後。

 

そんな青春の一ページを・・・・・・・

 

・・・・・・・・・

 

 

・・・・刻みたかったなぁぁぁ。

 

 

刻みたかったんですけど、なぜか私の部屋には電波が入りませんでした。
雑音ばかりのラジオ機能つき携帯をひたすら窓に押し付けあがいた思い出があります。


最終的に諦めて、一緒にその日の勉強も諦めて寝た記憶が・・・。あれ?

 

 

 

 

あの悔しさ、晴らすべし。


そういうわけでこのお題、いつも聞いてる深夜のラジオ番組に初投稿!という憧れシチュエーションを勝手に設定。

浸りまくって書かせていただきました。楽しかったです!

と、同時にむなしかったです!行くあてのない手紙を書いている感じ・・・。

 

そんな感じでお題に行きます↓

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こんばんは!いつも楽しく聞かせてもらってます!
神奈川県のラジオネーム  B’z大好き♥  です


早速ですが、リクエスト曲を!
アラン・メンケン作曲、 「アラジン」より ”フレンド・ライク・ミー” お願いします!

B’zじゃないのかよ!そうなっちゃいますよね。
でもこれ、私にとっては思い出のつまった一曲なんです。

 


この曲との出会いは小学6年生のとき。
通っているピアノ教室での出来事でした。

 

 

私は幼稚園からピアノを習っていたんですが、正直、小学四年生の時点でもうやめたかった!!
練習は厳しいし、第一、クラシックが好きじゃなかった!
じゃあ何でピアノ始めたのって話ですよね(笑)
そんな、「辞めたい」って時期に担当の先生が変わりまして、優しーい人になりまして。
授業が少しゆるーくなったので、そのまま惰性で二年も続けちゃったようなものでした。

 

 


そんな、やる気ゼロの小六、夏のピアノ発表会で弾くことになったのがこの曲。
私としては、ジブリとか、アラジンならせめて”ホール・ニュー・ワールド”とか、メジャーなのがいいなって思ってた。
でも、先生は言うんです。

 

 

「B’z大好きちゃんはね、こう・・・メジャーな感じじゃないな。ちょっと外れたカンジ。王道じゃないカンジ。

だからジブリでもディズニーのテーマ曲でもないな・・・。

これがいいよこれにしよう。」

 

 

そんな先生の謎理論が、私と”フレンド・ライク・ミー”を出会わせました。

 


最初は乗り気じゃなかったこの曲

ですが!!
弾いてみると、コレがめちゃくちゃカッコいい!!
ジャズのような新鮮な曲調、はねるような指の動き、おしゃれな和音、
おとなしいクラシックばかり弾いてきた私にとって、  衝撃の一曲  でした。

 


とにかくカッコいい!早く弾けるようになりたい!そんな思いから、練習も今まで以上に真剣に。
幼稚園からやってきたピアノ。
それを弾くことが楽しいと、本気で思わせてくれた一曲がコレなんです。

 

 

それからも先生とは色んなジャンルの曲を弾きました。苦手だったクラシックにも挑戦。


ちなみに、次の練習曲はミュージカル「アニー」よりTomorrow。
・・・そうです。
辞めたいって思っていたピアノを、私はあの一曲をきっかけに継続。
ななななんと!今年で15年目に突入です!
ピアノが好きになってから、弾くことが私の心の支えになってくれたことが幾度もありました。
今となっては続けていて良かったなぁ。

 


そして、私にピアノの楽しさを教えてくれた先生とは、お世話になって10年目
私が今年で二十歳になるので、人生の二分の一を指導してもらっているわけですね!
あくまで先生ですから、最高のお友達Oh Yeah♪とはいきませんが、
先生は、最高の恩師Oh,Yeah♪
これからも、ピアノ、頑張ります!てことで、一曲、お願いします!!

 

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以上です。
ラジオの雰囲気を想像でまかなうのは結構きつかったです。

 

 

そういえば、この”フレンド・ライク・ミー”も衝撃の一曲だったんですが、
私にとってもう一つ、衝撃だった曲があります。

その名も ”青天井のクラウン”

 

小さい頃NHKの「みんなのうた」で聞いて好きだった曲で、
♪つかのまの涙は~というワンフレーズだけを覚えていました。

他は、タイトルも、何も、記憶なし。


そして高校生のある日。

インターネットをぶらぶらしていた私は、とある掲示板を見つけました。話してる内容は、

 

 

”小さい頃聞いた気味の悪い歌”

 

 

・・・・・・・・・・。
ありました、ありましたとも一番に。

うわーこんなところで見つけちゃったよー、うわー。

 

 

まさか思い出の曲とこんな再会をするとは、衝 撃 の 一 曲 。

 

 

一応聞いてみました。
正直、確かに、納得はいかないが、でも!

気味が悪いと言われても仕方ないかもしれない。
と、いうか暗い!壮絶に暗い!!
いったいなぜこんな曲好きだったのか。


しかし、私にとっては妙に耳に残る曲で
結局CDも買って今では私のipodのトップレートであります。


あ!でも、小さい頃からのこの曲の好みを考えると・・・

「王道でないカンジ」と言い切ったピアノの先生の言葉はあながち謎理論ではないのかも。


さすが恩師・・・。その先見の明、恐るべし。